プロならではの質問に答えられるか
メトロのお客様のほとんどは、青果市場で直接品物を値踏みしたり、市場の人間から話を聞いたことがある仕入れのプロ。だから店頭で接客にあたる藤沢太陽にお客様がぶつけてくるのも、ただおいしいかということよりも突っ込んだ質問になるという。
「この野菜類は、今、東京を中心とした青果業界の中で、豊富なのか少ないのか、相場は上げ基調か、下げ基調か、来週はどうなるのか、価格、産地、グレードなど、プロとして知っておくべき要素を全てひっくるめて聞いてくるのがメトロのお客様。ときには、エンドユーザーに向けて、今、何を売るべきかと聞かれることもあります。」
常に公正な情報を提供すること
一人でも多くのお客様と話しをしてニーズを引き出すことが藤沢の第一の使命だとしたら、第二の使命はその質問に的確に答えること。そのためには藤沢自身も常に商品本部のバイヤーとのコミュニケーションを綿密にして市場の動向を探るなど、情報収集をしておかなければならない。
「一般のスーパーマーケットが不特定多数のお客様を対象としているのと違ってメトロのお客様は特定のプロ。その人たちが、毎日のように入れ替わり立ち替わり来てくれるから成り立つビジネスです。だからこそメトロにとって大事なのは、常に公正な情報を提供すること。いい加減なことはすぐに見破られてしまいますから。メトロのスタッフに求められるのは、お客様にも、仕事にも、仲間にも誠実であることだと私は考えています。」
自分の予想をはるかに超えた躍進
藤沢が入社したとき、まだ日本にはメトロが一店舗もオープンしていなかったが、日本に二つとないビジネスモデルにその成功を信じたという。
「現場に毎日出ていると案外気付かないものですが、長いスパンでの売上高や顧客数の推移グラフを目の当たりにすると、その成長度合いに驚きすら感じます。これは自分の予想をはるかに超えていると。入社時に感じた直感は今、確信へと変わっています。」